東京ゲームショウ'98春レポート
1998年3月21・22日と幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ'98春」では、当時「エストポリス伝記III」の発売元であった日本フレックスがブースを出展。「エストポリス伝記III」に関する情報も一部公開されました。
会場では制作担当のネバーランドカンパニーが作成した小冊子が配布され、登場する女性キャラのコスプレショーも行われていました。短いイメージムービーも流れていたようだったのですが、時々しか見られなかったようなので、詳細は確認していません。ただ、実際のゲーム画面はなかったようです。
小冊子の具体的な内容についてはこちら(PDF:1.2MB)
小冊子はA5サイズで表紙・背表紙を含めて全12ページ。「今、再び・・・伝説がよみがえる」というコピーがかかれた最初のページに続いて、過去の2作品の紹介が3ページ。その次に「エストポリス伝記III ルーインチェイサーズ」のキャッチコピーが見開き2ページで紹介され、3ページに渡って登場人物のイラスト付きの解説(白黒)がありました。最後の1ページは奥付けです。
紹介によればサブタイトルである「ルーインチェイサーズ」とは「遺跡を追跡する者達」という意味で、現代に生きる冒険者を指し、主人公パーティはこの「ルーインチェイサーズ」であるようです。また、今回のキーパーソンは「ナキ」という名の少女で、シリーズお馴染の「虚空島」「四狂神」「アレクディアス」は今回も登場するようでした。
公開されたキャラクターは以下の6人です。
- シオン=カーチス
- 恐らく主人公。あのマキシムに憧れて虚空島を探す為にルーインチェイサーになった青年。イラストでは剣を持っているので、剣士タイプ?
- セシル=リンガム
- 恐らくヒロイン。両親が不明で、幼少を孤児院で暮らしたというところに何かありそうなクールな少女。イラストでは魔法使い系らしい。なお、彼女がルーインチェイサーになった理由は、彼女が胸につけている青い宝石(?)の正体を知るためだそうである。
- リリー=リン
- 実家は大金持だったのだが、あるとき莫大な借金を抱えることになってしまい、その借金を返すのにもっとも手っ取り早い方法としてルーインチェイサーになる道を選んだ口の悪い少女。盗賊系?口調はなぜか関西弁らしい。
- ユウ=シャイア
- 名字の通りあのシャイア一族の末裔のようだ。という事はやはり学者系なんだろうなあ。パーティの中ではかなり年少の少年。
- ミシェル=レグナス
- 没落した名家のお嬢様らしい。天然ボケタイプだろうか。アルバートにほれているらしい。職業はちょっとイラストからは想像できなかったが、しとやかっぽいので格闘系ではないだろう。
- アルバート=ロス
- 剣の道を究めようとする剣士だが、「実はただの剣フェチ」らしい。ハイデッカ路線のギャグキャラか?
キャラ設定についての追加情報は、かずひこさんが教えてくださいました。ありがとうございました!
また、イラストレーションは伊藤真美さんでした。